バックパック編 ~ 最終回:Medic Bag

Medic Bagは、衛生兵や救急医療従事者が現場で救急処置活動を行う際に必要となる医療器具や医療品を安全に携帯して迅速に使える状態に展開可能なバックです。
特徴として、過酷な環境下で使える耐久性、開口部が180度に開く、自由な配置や入れ替えが可能な面ファスナーで固定された内部ポーチ、MOLLEによる各種アイテムやポーチの増設可能なことなどが上げられます。
このメディックバックの高い収納能力を応用して、本来の目的とは違った使い方をするアウトドアマンやプロフェッショナルもいます。
このカテゴリーでは、TASMANIAN TIGERのMedic Mascal Packをご紹介しますので、特徴をご覧ください。
TASMANIAN TIGER
Medic Mascal Pack
Medic Mascal Packは、MASCAL=Mass Casualty(大量死傷者事故)用に開発された救急医療従事者向けの特殊なバックパックです。
そのためATM (Active Threat Medic)とTAG (Terror Amok Hostage)と書かれたパッチが付属します。
メインパックには、面ファスナーで固定された中型と大型ポーチがあり、フラップ側上部にはラバーグローブを収納してすぐに取り出せる仕様のポーチ、サイズの異なる10個のラバーループがあり、包帯から止血帯、マーカーまで救急隊員が必要とするものを装備可能です。
ショルダーストラップが収納可能なので、車載用メディカルキットバックとしても運用できます。
吊り下げ可能
モールフラップにあるマップなどを収納できる薄型のジッパーコンパートメントと背面にある小型ポーチに収納された長いストラップを使うことで運搬だけでなく、突起物に吊り下げて医療活動が行えます。
迅速に切り離して使用可能
前面にある4つのIFAK(Improved First Aid Kit・個人用応急処置キット)ポーチは、赤いパラコードを引っ張ることで切り離せるストラップでMOLLEに装着されているので、使用時に迅速に切り離して要救護者に処置が可能です。
トリアージバック
レスキューシザー用スロットが外側にあるトリアージバックには、症状の重症度と治療の緊急性からその優先順位を決定するための各種器具を収納できます。
EVACポーチ
医療後送(Medical Evacuation)の略語であるEVACのポーチには、患者の保温のためのブランケットや後送するためのスリングなどを収納できます。
側面からアクセス可能
フラップ側のパネル後ろ側に側面から接触できるジッパー開閉式ポケットがあります。
そこは、大きくて平らなアイテムを収納可能なサイズで、大きめな4つのラバーストラップがあります。
ラバーストラップ
メインパックの内側左右には、それぞれ12個の25mm幅のラバーストラップが装備されています。
そこには、気道確保チューブや点滴用チューブ、サイリュウムなど細いアイテムを細分化して携帯できます。
今回は、数あるバックパックの中の数種類をご紹介しましたが、バックパックには、いろいろなサイズやデザインがあります。
ご紹介した各商品ページには、バックパックの特徴が説明されているので、その特徴を把握して使用用途に合わせて使いやすいように使い方を工夫してみて下さい。
そうすると職務や作戦行動、日常生活でバックパックをより快適に使うことができます。



